高校生・社会人の肩のお悩みなら
四街道市のまとばスポーツ整骨院へ

☑投球時に肩の前や奥がズキッと痛む
☑腕を上げるときに引っかかる感じがする
☑ボールを全力で投げられなくなった
☑スローイング後に肩がだるくなったり、違和感が残る
☑痛みが引いても、また繰り返すようになってきた
肩の痛みは、投球動作の繰り返しによって少しずつ蓄積した負担がきっかけになることが多く、明らかなケガがなくてもパフォーマンスに影響が出てしまうケースもあります。
私自身も高校時代に肩の痛みがきっかけでピッチャーを諦めた経験があります。
「ピッチングをした次の日は痛みで腕が上がらない」「なんで痛いのか分からない」「誰に相談したらいいのか分からない」…そんな気持ちを今でもはっきり覚えています。
だからこそ、肩の痛みで夢を諦めてほしくない。そういった悩みの人たちを少しでも助けたいと思っています。
野球肩ってどんな状態?
野球肩とは、「投球動作によって肩に痛みが出る状態」の総称です。
一言に“肩の痛み”といっても、その中にはさまざまな障害や炎症が含まれています。
小中学生と高校生以上で“壊れ方”は変わる
成長期の子どもたちの関節には、まだ骨に成長軟骨(骨端線や骨端核)が多く残っています。
このやわらかい軟骨があることで、多少の負担も“吸収・分散”されやすいのが特徴です。
つまり、子どもは「柔らかさで守られている」面があるのです。
その代わりとして、野球肘やリトルリーグショルダーのような骨の成長部分にストレスが集中する障害が起きやすくなります。
一方で、高校生以上になると成長軟骨が閉じ、関節構造は大人と同じ「硬くて強い骨」に完成してきます。
そのため、骨ではなく腱・靭帯・軟骨(関節唇)などの組織に負担が集中しやすくなるのです。
それによって起こりやすくなるのが、以下のような問題です。
- 筋力と関節の動きにアンバランスが出やすくなる
- フォームのクセや疲労が蓄積しても、限界まで投げられてしまう
- 一度痛めると長引いたり、再発しやすくなる
これが、高校生〜大人の野球肩で
腱板炎、肩インピンジメント症候群、SLAP損傷など「深部の損傷」が増える理由です。
【高校生〜大人の野球肩|セルフチェック】
こんな動きで肩に痛みや違和感がある方は注意!
✅️ 腕を横から真上に上げてみる(外転)

途中で肩の外側や前側に痛みが走る/詰まるような感覚がある場合
→ インピンジメント症候群や腱板炎の可能性あり
✅ 肘を90度曲げて外側に開く(外旋)

肩の奥にズーンとした痛み/引っかかる感じがある場合
→ SLAP損傷や関節唇損傷の疑い
✅ 手のひらを上にして前から肩を上げる

肩の前側にうずくような痛みが出る場合
→上腕二頭筋長頭腱炎の可能性あり
✅ 片手で反対の肩をタッチしようとしてみる(肩越し)

肩が上がらない/痛みで途中で止まる場合
→肩関節全体の柔軟性や腱板損傷のリスクあり
どれかひとつでも「あ、痛いな…」と思ったら、
投げるたびに少しずつ進行しているサインかもしれません。
「そのうち治る」ではなく、“なぜ痛んだか”を早めに確認することが大切です!
高校生〜大人に多い「野球による肩の痛み」
①インピンジメント症候群

肩を上げたり投げたりする動作で、肩峰(けんぽう)と腱板や滑液包がぶつかってしまう状態。
“ぶつかり”が繰り返されることで炎症や痛みが出てきます。
- 肩を振りかぶったり、ボールを投げる瞬間に痛みが出る
- 可動域はあるのに、一定角度で痛みが強くなる
- 放置すると腱板にダメージが進み、腱板損傷へ進行することも
原因は肩甲骨の動きの悪さや、肩周囲の筋バランスの崩れ。
フォームや可動域チェックが重要となります。
②SLAP損傷

肩関節の中にある“関節唇”という軟骨組織が、ボールを投げるときの牽引力や回旋ストレスで裂ける(剥がれる)状態。
ピッチャーや外野手に多く、MRIでも見つけにくい厄介なケガです。
- 投球後に肩の奥にズーンとした痛み
- 「ここ!」と指せない、深部の痛みがある
- ボールを投げた瞬間に力が抜けるような感覚
- 引っかかり感や音がすることもある
早期に適切な評価・ケアをしないと、長期化・手術のリスクが出てきてしまいます。
③上腕二頭筋長頭腱炎

「上腕二頭筋(力こぶの筋肉)」の長頭腱は、肩の中を通る特殊な構造で、肩の安定性にも深く関わる腱です。
投球時に無理な引っ張りが続くと、この腱が炎症を起こします。
- 肩の前側にズーンとした痛み
- 肘を曲げる、物を持ち上げると痛む
- 腱板炎やSLAP損傷とセットで起こることが多い
- 腱が滑車のようにこすれて引っかかるような感じがすることも
肩甲骨や体幹の不安定性、フォームの崩れが根本原因になることも。
この4つの疾患は、それぞれ特徴があるものの、実際は複合しているケースも多くみられます。
なぜ、肩を痛めやすくなるのか?
〜体の使い方・フォーム・「投げすぎ」は確かにリスクのひとつですが、
実際に肩を痛める選手の多くは、体の使い方に見えないエラーが隠れています。
✅肩を壊す「隠れた3つの原因」
① 肩甲骨と胸郭の連動不足
肩は“単体”で動いているわけではなく、肩甲骨と肋骨(胸郭)がセットで動くのが本来の仕組み。
この連動がうまくいかないと、肩関節だけに無理な動きが集中し、インピンジメントや腱板炎の原因になります。
▶︎ よくあるパターン
- 肩甲骨が外に広がったまま固定されて動かない
- 胸郭が硬くて肋骨が膨らまず、可動が狭い
- 投球後半で肩が詰まり、肘が下がる
② 股関節・体幹が使えていない
投球動作は、「地面からの力」を全身でつなぐ運動です。
股関節・体幹が硬い/弱い選手は、力をうまく上半身に伝えられず、肩で投げるフォームになってしまうことが多いです。
▶︎ 特に多い問題
- 踏み込み足の股関節が硬く、体が突っ込む
- 軸足の骨盤が引けて、体幹の回旋力が抜ける
- 下半身が止まってしまい、上半身だけで投げる
③ フォームの崩れ+疲労の蓄積
正しいフォームでも、疲労や関節の硬さで一部がかばい始めると、フォームは自然と崩れます。
その崩れが知らないうちに「関節内ストレス」となり、腱板や関節唇に負担をかけてしまうのです。
特に注意すべきは、
- 開きが早い
- トップが遅れる
- 肘が下がる
などの「肩をかばうフォーム」に少しずつ変化していることです。
⚠️ 一番怖いのは、「痛みを我慢して投げ続けてしまうこと」。
フォームは崩れ、それをまた肩でかばい…気づいたときには損傷が深部に及んでいるということも少なくありません。
まとばスポーツ整骨院の野球による肩の痛み【高校生〜大人】へのアプローチ
✅️ エコーで“見える化”

当院では、肩の痛みの訴えがあった場合、まず超音波画像(エコー)で肩の状態を視覚的に確認します。
- 腱板に炎症や腫れがないか
- 長頭腱の滑走に異常はないか
- 関節内に水腫や石灰化の兆候がないか
- 動かしたときの腱の動き・滑りはスムーズか
レントゲンやMRIでは見えづらい“動く筋肉・腱の状態”をリアルタイムで確認できるのがエコーの強みです。
これにより、的確なスタート地点を設定したうえで、細かい体の評価に入っていきます。
✅️「炎症」への早期アプローチが最重要


これらの症状に対して、肩の痛みを改善する第一ステップとして当院では「炎症の早期除去」と「関節周囲の機能回復」を最優先に考えています。
炎症が残ったまま動かしてしまうと、組織の回復が遅れたり、動きの制限が出たりするため、「しっかり治しながら、早期復帰」を目指すうえでも非常に重要な工程です。
当院では
●超音波治療(1MHz/3MHz)
→ 組織の深部まで熱と振動を届け、血流促進・組織修復の促進に効果的です。
●ハイボルテージ療法
→ 高電圧刺激により、炎症による疼痛の抑制と治癒促進を狙います。
急性期の鋭い痛みに対してもアプローチ可能です。
●立体動態波モード(3D干渉波)
→ 筋肉の奥深くに立体的な電流を届け、痛みの軽減・筋肉の緊張緩和・神経刺激を同時に行えます。
深層部にあるインナーマッスルの硬さや、関節の動きに関わる筋肉にも効果的です。
当院では、伊藤超短波製の物理療法機器を導入しています。
伊藤超短波は、トップアスリートやプロスポーツチーム、リハビリの現場でも採用されている日本の医療機器メーカーのパイオニアです。
✅️可動域・連動性の評価

投球動作は、「地面からの力」を全身で連動させて伝える運動です。
そのため、肩だけでなく、下半身や体幹の使い方が非常に重要になってきます。
当院では、以下のようなポイントを評価します。
股関節や体幹の硬さ・不安定性
- 踏み込み足や軸足の動き
- 重心の移動パターンやステップ時のブレ
これらに問題があると…
+
体幹の弱さ・ねじれの硬さ
+
踏み込み足の不安定さ
↓
肩で無理に“帳尻を合わせる”フォームになる
このようにして、インピンジメント症候群・腱板炎・SLAP損傷など、さまざまな肩の障害が引き起こされてしまうのです。
✅️筋腱、関節へのアプローチ

野球肩の原因は「肩そのもの」ではなく、
“連動が崩れている体全体”の問題であることがほとんどです。
特に【胸郭】【肩甲骨】【股関節】は、投球動作の「軸」となる重要な関節。
ここが硬かったり動かなかったりすると、どうしても肩が代償動作で無理をしてしまいます。
当院では、これらの部位に対して
- 可動性を引き出す関節モビリゼーション
- 筋・筋膜の柔軟性改善
- 連動性を高めるエクササイズ
などを組み合わせ、**「肩がスムーズに使える身体」=“投げられる土台”を整えていきます。
▶︎ ただ肩に電気をかけて終わりじゃない。
▶︎ 「なぜ壊れたか」を一緒に見つけて、“もう一度思い切り投げられる肩”へ導くのが、当院のスタンスです。
✅️肩の痛み改善後のトレーニング・リハビリ的アプローチ

野球肩の治療は、「痛みを取る」だけでは終わりません。
その後に大切なのは──
- 再発しないための可動域・筋力・連動性を整えること
- 肩をかばわずに正しく投げられる身体をつくること
- 肩だけで投げない、全身を使ったフォームを取り戻すこと
怪我を繰り返さず、試合でベストな投球ができる体を作るには、痛みが取れた後の“正しい動き方”が鍵になります。
当院では、以下の流れで復帰までをサポートしています。
この流れをしっかり踏むことで…
肩に負担をかけない身体の使い方が身につき、再発のリスクを抑えながら試合で「安心して投げられる状態」へと導きます!
野球を大好きで続けたいあなたへ
〜当院から伝えたいこと〜
「もう投げるのが怖い…」
「このまま痛みと付き合うしかないのかな…」
そんな不安やモヤモヤを抱えながらも、
それでもあなたが“また野球がしたい”と願う気持ち、私は全力で応援したいと思っています。
私自身も、肩の痛みでピッチャーを諦めた経験があります。
「なんで痛いか分からない」
「投げたくても投げられない」
そんな悔しさを知っているからこそ、
今悩んでいるあなたに、同じ道を歩んでほしくないのです。
高校生〜大人に多い「野球肩Q&A」
投げるたびに肩が“引っかかる”感じがするんですが…
🅰️ 回答:
この場合はインピンジメント症候群の可能性があります。
棘上筋や滑液包が肩峰に繰り返しぶつかって炎症を起こしている状態かもしれません。
そのまま投げ続けると腱板損傷や断裂に進行する恐れがあるので、早めのケアが大切です!
ピッチング後のアイシングってした方がいいですか?
🅰️ 回答:
炎症の疑いがあるときはアイシングは効果的!
ただし、慢性的な肩のだるさや柔軟性不足には温めて血流を促す方が良い場合も。
その日の状態を見て「冷やす」or「温める」の判断をアドバイスしています!
野球肩は「肩だけの問題」なんですか?
🅰️ 回答:
いいえ、体幹・股関節・肩甲骨など“連動”の問題が関係していることが多いです。
特に下半身や体幹の使い方が悪いと、肩に過剰な負担がかかります。
「投げ方」だけでなく「体の使い方」まで見直すのが、再発予防にもつながります!
痛くないから練習しても大丈夫ですよね?
🅰️ 回答:
痛くない≠治っている、とは限りません!
痛みをかばって投げ方が崩れていることもあるので、無理せず評価してから復帰プランを立てることが大事です。
最後に・・・
ケガの背景には、フォーム、柔軟性、筋力、疲労…さまざまな要因があります。
しかし、ちゃんと評価して正しいアプローチをすれば、多くのケースで“また投げられる肩”に戻れます。
私は“治すこと”だけがゴールとは思っていません。
「痛みを乗り越えて、野球をもっと楽しめる体をつくる」
それこそが、当院の役割だと思っています。
もし、あなたが「まだ本気で野球を続けたい」と思っているなら、
その想いを、ぜひ私に聴かせてください。
あなたが再びグラウンドで思いきり腕を振れる日まで、全力でサポートします!
📩まずはお気軽にご相談ください!
✅ 学生さんも多数来院!
✅ スポーツ専門だから、現場目線で対応!
✅ 再発を防ぐトレーニングまで完全サポート!

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土曜 9:30~15:00(それ以降は事前予約のみ) |
日曜 事前予約のみ |
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